本当は、憧れます。
タイルや石張りの洗面所。
でも、使い勝手やメンテナンス、費用などいろんなことを鑑みて、キッチンを除く水回りはクッションフロアに落ち着きました。
1階の洗面所とトイレのクッションフロアは大成功だったんです。
問題は2階の洗面トイレと3階のトイレ。
フローリング選びって、結構慎重になると思うんです。
カタログとか見本帳とかいろいろ見比べてしっかり吟味しますよね。
なのにクッションフロアとなると・・・
大体どこの家もこんな感じよね、というあらぬ先入観・・・。
そして、なげやりなセレクト!
今回は我が家の失敗ポイント。
よーく考えもせずに選んでしまったクッションフロアについてです。
- 白系か黒系のクッションフロアで悩んでいる人
- 掃除嫌いのズボラー
洗面所のクッションフロアは汚れが目立ちすぎて失敗
2階の洗面所兼トイレと3階のトイレのクッションフロアは同じものにしました。
黒ベースのシックな1階とは真逆の明るい温室のような雰囲気にしたかったので、迷わず白をセレクトしました。
最近よく見かける大理石風のものを勧められたのですが、敢えて白のみのクッションフロアにこだわりました。
設計図書には『サンゲツHM-1108』と書いてあります。
今回この記事を書くためにサンゲツのHPを見てみました。
旧HM-1108としてHM-4108が出てくるのですが、我が家のクッションフロアはマーブル柄ではないので違うんじゃないかしら。
サンゲツのクッションフロアだったことは間違いないんですが、真相はわからずです。
ごめんなさい。
とにかく、このクッションフロア、よくよく見ると凹凸があるんですよ。
こんな風に。
鱗みたいになっているのわかりますか?
この凹凸に汚れが溜まるんですよね。
光の加減で少しわかりづらいんですけど、真っ白いはずの床が薄汚れているの、伝わりますか?
こんな感じでマダラに汚れていきます。
これはアンティークの花台を置いていた跡。
錆が床に移ってしまっています。
クッションフロアについた錆を落とすのにはトイレのサンポールや漂白剤のハイターが効くそうです。
こちらは今度実験してみます。
マットは敷かない派なので、毎日気が付いた時にサッと拭いたりしているんですけど。
それでもこんなに汚れが目立ってしまうんですよね。
もしも凸凹がないツルツルな表面のクッションフロアだったら、真っ白でもこんなに汚れないのかもしれません。
洗面所のクッションフロアを選ぶなら、白系or黒系どちらが失敗しない?
1階の洗面所では黒いクッションフロアを使っているので、白系、黒系それぞれのデメリットとメリットをまとめてみます。
※ただし黒いクッションフロアはマーブル調、表面はツルツルです。
黒いクッションフロアのデメリット
黒いクッションフロアのデメリット
- 埃が目立つ
- 白系の犬の毛が目立つ
- 室内が暗くなる
- 冷たそうに見える
1階に住んでいる母がシェットランドシープドッグという犬を飼っています。
やっぱり白い毛は黒いクッションフロアによく目立ちます。
我が家はマーブル調の黒なのでそこまで気になりませんが、真っ黒のクッションフロアの場合は埃が目立ちそうです。
それから、『白い床と比べて』という前置き付きですが、なんとなく冷たいイメージがあります。
黒いクッションフロアのメリット
黒いクッションフロアのメリット
- 高級感がある
- 落ち着いた雰囲気になる
- 髪の毛が目立たない
爽やかな白いクッションフロアとは逆に重厚感があり、落ち着いた洗面所になります。
ただ、あまりにも狭い面積だとそのメリットはあまり感じられないかな、というのが正直な感想です。
どうしても暗い雰囲気になってしまうので、窓の大きさや位置を工夫してみてもいいかもしれません。
ホテルライクな洗面所にしたい、という人は黒いクッションフロアをおすすめしておきます。
白いクッションフロアのデメリット
白いクッションフロアのデメリット
- 髪の毛が目立つ
- 茶、黒系の犬の毛が目立つ
- 床が黒ずむ
- 劣化がわかりやすい
こんなところでしょうか。
我が家には茶色のラブラドールレトリバーがいるのですが、やっぱり茶色い毛はとっても目立ちます。
髪の毛くらいならば面倒がらずに拾えばそれで解決です。
犬の毛となると、結構な量になるのでまめに掃除する必要があります。
白いクッションフロアでも、ツルツル素材のクッションフロアのような素材ならば、サッとひと拭きでだいぶ綺麗になるんじゃないかしら。
白いクッションフロアのメリット
デメリットはあるけれど、白いクッションフロアのメリットは大きいと感じています。
白いクッションフロアのメリット
- 室内が明るくなる
- 広く見える
- 清潔感がある
- グリーンやインテリアが映える
温室のような空間にしたい、という当初の希望通り明るく爽やかな洗面所になりました。
建具や天井も白い真っ白な洗面所は観葉植物や絵画、カラフルな置物がよく似合います。
洗面所のクッションフロア、失敗で終わらせたくない!【とにかく掃除するのみ】
失敗、失敗と言ってますが、なんだかんだ言ってやっぱり真っ白な洗面所は気持ちいいです。
それならばなんとかこの汚れを落とすしかない、ということであの手この手で掃除してみました。
激落ち君で擦ってみたり、オキシクリーンで拭いてみたり。
オキシクリーンで壁紙の頑固汚れも真っ白に!分量や注意点を解説
色々試してみた結果、一番きれいになった方法をご紹介します。
ただし自己責任でお願いします・・。
たわしでゴシゴシ!!
え?大丈夫??と思うかもしれませんが、このクッションフロアを選ぶときにインテリアコーディネーターさんに言われたんですよね。
『これは病院の床などに使われたりするような、すごく頑丈なクッションフロアなんですよ』って。
サンゲツさんはなんて言うかわかりませんけど我が家では、たわしでゴシゴシしちゃってます。
水でも大丈夫だと思うんですけど、我が家ではこれを使ってます。
マーチソンヒュームのバスルームクリーナー。
柑橘系の香りがさわやかで気に入っています。
それに、ボトルもおしゃれ。
おすすめです。
マーチソンヒュームをシュッシュッとかけて、ひたすら亀の子たわしでゴシゴシ!!
汚れが浮いてきたら雑巾で拭きとれば綺麗さっぱり!
色々と試しましたがこの方法が一番汚れがきれいに落ちます。
(ほかのクッションフロアにも当てはまるかはわかりませんけど・・・)
だいぶくすんでいた床もこの通り。
ビフォアアフターを並べてみます。
床が真っ白になるととっても気持ちいいです。
普段は気づいたときにサッと拭いて、3か月に1回くらい亀の子たわしでゴシゴシしています。
白いクッションフロアを選びたい人は、ゴシゴシ洗えるような丈夫なクッションフロアを選ぶといいかも。
洗面所のクッションフロアは絶対失敗したくないって人は、どんなものを選ぶべき?
洗面所のクッションフロアを選ぶときに考慮するべきこと
洗面所のクッションフロアを選ぶときに必ず頭の中に入れておくべきことは次のふたつです。
- 子供がいるとめちゃくちゃ汚れる
- 一番汚れが目立つ場所は洗面台の前
子供がいるとめちゃくちゃ汚れる
我が家には現在4歳から11歳までの子供が4人います。
子供が自分で身支度をしたり、絵具や習字の道具を洗ったり、雑巾をしぼったり。
なんでも自分でやってくれるのはありがたいのだけれど、ザブザブばちゃばちゃ回りがびしょびしょでもお構いなしです。
床が少々濡れていても平気で歩き回ります。
つまり何が言いたいかというと、子供がいると洗面所のクッションフロアってすごく汚れます。
ついでに言うと、洗面台の周りのクロスも絵具が飛び散ったりして汚れるので気を付けてください。(経験談)
一番汚れが目立つ場所は洗面台の前
洗面所のクッションフロアで一番汚れやすいところは洗面台の前です。
なぜなら毎日必ず洗面台の前に人が立つから。
洗濯機の前も要注意かもしれません。
ほかにもトイレの便器の前なんかも同じ理由で汚れます。
むしろ、それ以外の場所はあまり汚れていないかも。
汚れが気になる人は洗面台の前にマットを敷くといいかもです。
洗面所のクッションフロアの失敗にはどんなパターンがあるか?
クッションフロアを失敗した、という記事をネットで調べて色々読んでみました。
失敗のパターンには次の3パターンが多いようです。
- 汚れが目立ちすぎる
- 掃除がしずらい
- イメージと違った
汚れが目立ちすぎる
やっぱり白系のクッションフロアを選んだ人は、汚れやすいと感じている人が多いみたいです。
ただ、単色だとどの色も汚れや髪の毛などが目立ちやすいんじゃないかなというのが正直な感想です。
マーブル模様、大理石調、柄物などを選ぶと汚れは目立ちづらいです。
白系のクッションフロアを選ぶのなら汚れが目立たず、掃除がしやすいものを選ぶといいですね。
そして掃除が苦手な人は白は避けたほうが正解かも。
掃除がしずらい
タイル柄、フローリング柄、(我が家のように)凸凹がある素材は掃除がしずらいと感じている人が多いようです。
上にも書きましたが、溝に汚れが溜まりやすいです。
それから、クッションフロアと壁の間の白系のコーキングの汚れが落ちにくい、という書き込みを見つけました。
我が家の洗面所を確認したところ巾木があるためコーキングが隠れていました。
掃除のしやすさを追求するならば、洗面所にも巾木を付けたほうがよさそうです。
イメージと違った
意外と多かったのが石目調のクッションフロアがイメージと違ったというパターン。
黒っぽい色と白っぽい色をミックスしているマーブル模様の物が多いようですが、色の分量のバランスがイメージと違ったと感じる原因のようです。
サンプルで小さいパターンをみたけれど敷きつけてみたらちょっと違った、というケースもありました。
柄物の場合は、遠目から部屋全体を撮った画像でよく確認したほうがよさそうです。
洗面所のクッションフロア選びを失敗したくない人へおすすめのクッションフロア
ここまでの内容をまとめてみます。
汚れの目立たなさ、掃除のしやすさを重視するならば
- なるべく凸凹がない
- 単色ではなくマーブルや柄
- 掃除がしやすい
トイレや洗面所といった場所がら、汚れやすいのは仕方がないです。
衛生的にも掃除が必要な場所なので、掃除がしやすいという点を一番重視すべきと感じています。
そこで私がおすすめしたいのが『店舗用』のクッションフロアです。
店舗用のクッションフロアは土足にも耐えうるだけの耐久性があります。
どうして住宅用よりも丈夫なのかというと
店舗用と住宅用の違い
- 住宅用よりも厚みがある(2.3mm前後)
- セラミック加工など、表面が厚く強化されている
店舗用のクッションフロアは摩耗性、耐久性が住宅用の物より格段に強く作られています。
デザインも住宅用と同様に色々なものがあります。
住宅用に比べるとお値段は高めになりますが、トイレや洗面所ならそんなに面積があるわけではないので採用しやすいです。
このブログにはたびたび登場してる私が大好きな壁紙屋本舗さんでもたくさん取り扱っています。
部屋全体に貼っている画像がたくさん載っているので是非、クッションフロア選びの参考にしてみてくださいね。