最近、どうしたもんかとずっと考えています。
我が家の小学生たちは、リビング学習・・・というか、ダイニングテーブルで勉強をしているのですが全然集中できないのです。
今回は、この全然集中できない我が家のリビング学習について掘り下げて考えてみようと思います。
設計当時の予定では、集中できないリビング学習のはずではなかった!
家を計画しているときは上の子たちは幼稚園の年少と年中でした。
子供たちが大きくなった時のことを想像しながら子供部屋や家全体の計画をしました。
私自身は小学生に上がるタイミングで自分の部屋に勉強机を用意してもらい自分の部屋で勉強していました。
なので、勉強は自分の部屋で一人でやるものだと思っているところがありました。
ただ、『リビング学習』にメリットがあるのも事実です。
設計時に考えたリビング学習のメリット
- リビングで勉強させたほうが子供の勉強の理解度が把握できる
- 勉強時間を通して親子のコミュニケーションがとれる
私が小学校低学年の頃、自宅の近所の公文に通っていたんですね。
教室に座卓机が並んでいて、あいているところに適当に座って、その日の課題を進めます。
そして、教室の中央には先生の机があります。
子供たちの机と同じ机を使っているので先生と同じ目線で座って勉強すると『見守られてる感』をすごく感じましたもの。
少なくとも低学年の頃は一人で勉強するよりも、親の視線をすぐ近くに感じられるほうが安心して集中できるんじゃないかと思ったんです。
とはいえ、設計の段階の方針としてはこんなにアバウトでした。
設計時の子供の学習に対する考え
子供部屋は用意するけど、子供が小さいうちは遊ぶ部屋、おもちゃを置く部屋。
小学校入学後、しばらく勉強はダイニングテーブルでさせる。
こういうわけで、我が家では長女が入学するときも、勉強机は購入しませんでした。
我が家の集中できないリビング学習の現状は?
1年生のうちは宿題もあまり多くないし内容も簡単なことが多いので、ダイニングテーブルでも十分勉強することができました。
(というよりかは、ただ単に宿題をこなすだけ、という話)
長女が2年生になって、長男も入学して彼らのプライベートの持ち物が増えてきました。
そこで『自分で私物を整理整頓させる』ために勉強机を購入。
引き出しがたくさんついているような、普通の勉強机です。
(子供たちの評判がすごくいいシステムベッドなのでいつかレビュー記事をかけたら、と思っています)
このころは、リビング学習がはかどらなかった時は子供部屋の勉強机でやればいいと、あまり深く考えていませんでした。
机を購入してから1年7か月くらい経過しました。
こどもたちはそれぞれ進級して2年生と3年生になりました。
学校から帰って、それぞれ遊びに行ったり家で好きなことをして、チャイムが鳴ったら勉強する時間、という習慣は身についている様子。
特に長女はリビング学習中、夕飯の支度をしている私と会話しながら勉強するのが楽しみのようです。
けれど、ここへきて新たな問題発生。
3年生くらいになると、宿題も増えてきたし内容も難しくなっているようです。
だんだんと勉強時間が長くなり、リビング学習だとなかなか集中できなくなってしまいました。
集中できないリビング学習で気づいたこと。うちの子にはリビング学習がむいてない?
かといって、自分の部屋で勉強するか、というとしないんですよ。
困ったもんです。
- 遊びに行く予定があるとき
- どうしても見たいテレビがあるとき
こんなときだけ長男は、自分の部屋に行ってひとりで宿題をやっています。
リビングよりも、子供部屋でやったほうが集中して早く終わると感じているようです。
長女はいくら言っても絶対に自分の部屋ではやりません。
長女はどちらかというと、いつも誰かにかまってもらいたいタイプ。
長男は反対に、赤ちゃんの頃から一人遊びが大好きなタイプ。
子供の性格によって
見られているほうが安心して集中するタイプ
見られていると落ち着かなくて集中できないタイプ
に分かれるのかもしれません。
どちらにせよ、少なくとも低学年のうちはリビング学習のメリットは大きいと感じています。
実際にリビング学習をさせて気が付いたメリット
学習理解度を把握することができる。
親子のコミュニケーションが増える。
リビングのほうが子供自身が安心して勉強できる。
わからない問題について親に質問しやすい。
子供の質問にすぐに答えることができる。
適度な親のプレッシャーを感じることができる
我が家のリビング学習が集中できない理由
ダイニングテーブルの椅子に座って勉強して、顔を上げると・・・
こんな感じ。
ダイニングテーブルは、我が家の特等席なのです。
リビング全体が見渡せて、もちろんテレビも、ほかの兄弟たちの様子も丸見えなんです。
一応、宿題をやってるときはテレビを見ない、というルールをつくりました。
けれど次男が勝手にテレビをつけたり、次女がお兄ちゃんやお姉ちゃんのおもちゃをいじったりしてしまいます。
下の子たちの様子が見えないようにリビングを背にする席に座らせてみました。
今度は、下の子たちが何をやってるのか気になってしまって180度振り返ってしまいます。
すべては、設計の段階でリビング学習にしようと決めていたのに、勉強する環境について深く考えていなかったということが原因。
子供たちが集中して勉強するための配慮が足りなかったわけです。
考えが浅すぎたんですね。
脱・集中できないリビング学習のためにできること
もし、今リビング学習のスペースを設計しなおすとしたらどうするか考えてみました。
- 扉で仕切れる勉強部屋をリビングの隣に作る
- リビングの一角に書斎のようなコーナーとして、勉強スペースを設ける
- キッチンカウンターで勉強できるようにする
皆さんのWEB内覧会など見てるといいな、素敵だなと思う間取りがたくさんあります。
とはいえ、今の状況が続くのもよくありません。
勉強する本人たちも、下の子たちも親の私たちも、なるべく今の生活スタイルを変えず集中して勉強できる環境を作ってあげなくては。
これに関しては、この記事を書いている間にちょっと閃いてしまったので、ご紹介できるようにいまからリビングに手を加えてみようと思います。
自分自身が、親に勉強しろと言われ続けていたので、私はそういう事は言わないようにしようと思いながら子育てしてきました。
それでもやっぱり、言わなくちゃいけないときもありますよね。
なかなか、難しいです。子育てって。
追記※
その後、改善策を考えてみました!
>>集中できないリビング学習から激変!集中できるリビング学習へ