当ブログへお越しいただきありがとうございます。
WEB内覧会では雑誌penの建築特集の表紙などを手掛けていらっしゃる写真家の井出貴久さんに撮影していただいた画像をご紹介します。
(井出さんのプロフィールはこちらからどうぞ⇒TIUCHIE PHOTOS)
入居後6年のありのままのWEB内覧会です。
今回は3階のリビング・ダイニング・キッチンをご紹介します。
眺望と開放感が感じられるよう窓の位置にとても気を配りました。
また、見える収納が苦手なので、物がすべて扉の中に納まるよう収納計画に一番時間をかけました。
WEB内覧会 リビング
階段を上がってきたときに、まず目に入る室内の様子です。
手前がリビング、奥にダイニングがありその隣がキッチンになります。
天井は向かって右側(東南)が高い勾配天井です。
準防火地域内の3階建てなので、梁には石膏ボードを貼り、さらに木目調のクロス巻きです。
フェイクっぽさがでないか心配したのですが、今のところあまり気になりません。
テレビとスピーカーシステムは着工前に決めていたので、配線が見えないように壁掛けにすることできました。
東南側の壁は全面ふかして作ってあり、その隙間に配線などを通せるようにしてあります。
また、テレビを設置する場所は下地を補強してもらっています。
エアコンは業務用のハイパワーのものを天井に埋め込みました。
そのほか、本来は壁につける給排気口も天井の面とフラットになるように埋め込んでもらっています。
細かいところですが、凸凹がなくすっきりした天井や壁はお気に入りポイントの一つです。
上の画像でいうと、テレビの方角がちょうど真南です。。
真南に窓を作れたのに、あえてしなかったわけは以下の記事にて解説しています。
ダイニングからリビングを見た様子です。
ここからの景色が一番のお気に入りです。
景色がきれいに見えるよう実は計算しているのですが、その秘密は次回ご紹介します。
WEB内覧会 エレベーター
玄関からエレベーターに乗り、3階へ上がったらそのままリビングに降りられるようになっています。
買い物から帰ってきて、玄関に荷物を降ろしそのままエレベーターに乗せ、降りたら数歩歩いてキッチンへ。
お客さんの動線を意識しての設計でしたが、私が一番この間取りに助けられています。
WEB内覧会 ダイニング
キッチンからダイニングを眺めた様子。
東側の景色が気に入っているので、地窓つきの大きな窓をつけました。
この窓は最後まで予算削減対象になっていましたが、ここだけは譲れないと一生懸命死守した窓でもあります。
結果的には、我が家の顔となるような、一番の見せ所になりました。
毎朝ここから日の出が眺められます。
WEB内覧会 キッチン
部屋の中心からキッチンを見た様子です。
キッチンはキッチンハウスのものを選びました。
キッチンとダイニングテーブルとテレビボードをキッチンハウスでオーダーしています。
すべて同じ面材を使っているので部屋全体に統一感があります。
実は、家づくりをするまでキッチンハウスというメーカーを知りませんでした。
1962年に設立したボイラー会社を前身とし、1976年からオーダーキッチンをメインとする老舗メーカーです。
ハイセンスなデザインばかりなので、おしゃれなキッチンを目指している人は是非チェックしてみてください。
面材はエバルトという高機能メラミン素材。
熱や衝撃、汚れに強く、傷もつきづらい頑丈な素材です。
コンクリート調の男前なテクスチャーが気に入り選びましたが、部屋の雰囲気が暗くなるかと心配していました。
結果的には、建具やクロスが白なのと、部屋全体の解放感が相まってさわやかな印象になったかなと思っています。
キッチンの裏には壁面収納を作りました。
天井から床までの吊り下げスライドドアが4枚です。
画像の開いている部分には日常的によく使う食器や調理家電を置いています。
右側の扉の中にはごみ箱を入れています。
匂いがこもらないよう、壁面収納の中に換気扇をつけています。
天井まで高さのあるドアなので、扉を全て閉めると白い壁のようになり、友人からもとっても評判がいいです。
WEB内覧会 パントリー
壁面収納の一番左側の扉はパントリーになっています。
パントリーとは言っても、食品ではなく文房具や調理用品など生活用品を主に収納しています。
左側可動棚の一番上の段がWiFiや電話線、テレビアンテナの基地になっています。
インターホンと給湯リモコンもリビングにつけたくなかったので、パントリーの中です。
子供が4人いるので、タブレットやゲーム、スマホの数が多くごちゃごちゃしやすいので、すべてここで充電しています。
一番気に入っている点は、ウォーターサーバーの裏側のクロスです。
磁石をつけられるクロスになっています。
子供たちが持って帰ってくる大量のプリントは、すべてパントリーの中に貼って隠せるようになっています。
ついつい旅行へ行くと、マグネットを買ってしまいます。
WEB内覧会 犬のハウス
ここは飼っていた犬のトイレ用に作った場所です。
水洗いできるようタイルの床に排水溝をつけました。
もう亡くなってしまったのできれいに掃除して、しばらくは観葉植物などを飾っていました。
使わなくなったら扉をつけてもらうか、自分でロールスクリーンをつけるなどして収納として使ってもいいかなと考えています。
実はこの撮影の後、子犬を飼うことになったので、現在はここに突っ張り式のゲートをつけてハウスとして使っています。
今回の記事でWEB内覧会を完結する予定でしたが、リビングバルコニーにもこだわりが詰まっており、ここへ書ききれなかったので次回へ続きます。
写真家の井出貴久さんにWEB内覧会用の写真を撮っていただいた様子のご紹介もしています。
これからWEB内覧会を開催する予定の方は是非ご覧になってみてください。